もしも高校演劇の裏方担当が堂本光一のエンタテイナーの条件を読んだら
これは、とある高校の演劇部に所属し裏方を担当する私が堂本光一のエンタテイナーの条件を読んで分裂寸前の部活を立て直し、大会に出場するまでの物語…
ではないっ!
そんなね、
私たちの青春は一冊の本から始まった
みたいにキラキラしたもんじゃないんですよ。
ただ、記事タイトルに偽りはありません。
高校演劇の裏方担当が堂本光一のエンタテイナーの条件を読んだら
です。
私は、演劇部の裏方担当。ほとんど舞台にはでません。出るとしても少しだけ。
音響以外の裏方はなんでもやってます。
裏方ってよりはもはや雑用じゃないかと思うくらい。
部活内で公演の演目で意見が割れたり演出で意見が割れたり、上手くいかないことばかりです。
そんなときに私はこの本を読んでます。公演前にはいつも読み返してます。
高校演劇と光一さんの舞台やコンサートはレベルからなにから全然違うもの。
ただ、少しであるけれど演劇、舞台というものに関わっているものとしての視点からの感じたことを書き留めておくのもいいのではないかと思いました。
まず、読み終わった感想は
ジャニーズはみんなプロ
エンタテイナーの条件ではSHOCKの話がたくさん出てきます。
SHOCKは座長で主役の光一さんをはじめ、ライバル役、ヒロイン役、ダンサーさんなどアンサンブルの方々もたくさんいて、中には私と変わらないくらいの歳の出演者もいます。
実際ジャニーズJr.の松倉海人くんは2015年に初めてEndlessSHOCKに出演したときは高校2年、いまの私と同じです。
Jr.とかデビューとか、年齢に関係なく、また
SHOCKに限らず、プロの世界の厳しさを文字からひしひしと感じました。
人間関係とプロ意識
私の部活が分裂寸前までいってしまったのはこの3つが欠けていたからだと読んで感じました。
プロではないにしても、現実での人間関係のゴタゴタを現場に持ち込んでいることが多かった。
SHOCKのカンパニーも人間の集まりですから、
人間関係のゴタゴタはあるわけです。でも、
それが舞台での演技に影響することはないですよね。
まとめ
ジャニーズはみんなプロ。プロは私的な感情を舞台に持ち込まない。
あとがきに
エンタテイナーの条件をひとつあげるとしたら「責任を取る覚悟」
とありました。
高校演劇は主役といえども、監督といえども、結局は高校生。
私には、私達にはこれが一番欠けていました。